高速・高精度・高品位・サステナブルなワイヤ放電加工機「AL “i Groove + Edition”」シリーズ

ソディックが開発するワイヤ放電加工機「AL i Groove + Edition(アイ グルーブ プラス エディション)」シリーズ。業界初・独自の新技術『ワイヤ回転機構』がワイヤ消費量の大幅削減と仕上げ加工面質の大幅な改善を実現。ユーザー待望の新コンセプトシリーズです。

特徴

独自技術「ワイヤ回転機構」

独自技術のワイヤ回転機構「i groove」は、ワイヤを緩やかに回転させることでワークの上面から下面までを常に無消耗のワイヤ面で加工します。これにより均一かつ高品質な加工面が得られるだけでなく、加工速度の向上・ワイヤの全周を有効活用することによるワイヤ消費量の削減を実現します。

ワイヤ消費量の削減に伴い、ランニングコスト低減と環境面への配慮も同時に実現するサステナブルな技術です。

4軸リニアモータ駆動


XYUVの4軸には、ソディック自社開発の高性能リニアモータを搭載。リニアモータの特長である高応答、高追従性により、正確な位置制御と加工時の優れた放電特性を発揮します。さらにボールねじ方式において発生する、ボールねじの摩耗による機械精度低下も発生しないため、10年という長期の機械精度保証を実現しています。

新開発の「Digital HF制御」

加工中の状態を常にデジタル監視し、最適な放電状態を維持することで加工速度と加工精度の両面の向上を同時に実現します。加工中の放電状態を常にモニタリングすることで、水質や板厚の変化が起こっても常に安定した加工が行えます。

省エネポンプ・システムの採用

サービスタンクに新開発の省エネポンプ・システムを採用。加工液処理に必要なポンプ駆動エネルギーを抑え、消費電力量を削減します。

PRポイント

数字が物語る圧倒的な「高速」と「エコ」
「ワイヤ回転機構」「Digital HF制御」「省エネポンプ・システム」などの独自技術が加工速度を大幅に向上させると同時に、ワイヤ消費量と消費電量を大幅削減。生産性と加工品質の向上、環境負荷低減に向けたエネルギー消費量の削減、そしてコスト削減と様々な面での課題解決を実現するマシンです。

自動化オプションも充実
自動中子処理装置「S 3 CORE(スコア)」に加え、プローブ式やカメラ式の機上測定、ロボットやパレットチェンジャーなどの様々な自動化機器が用意されています。

使用済みワイヤはリサイクル
ワイヤ線は通常は使い捨てであり、使用後は産業廃棄物として処理されます。ソディックではワイヤ線を自社生産している強みを活かし、使用済みワイヤ線を回収してリサイクルする「ワイヤ循環システム」に取り組んでいます。まさに、サステナブル。


独自のリニアモーターをはじめ、ソディック製品の内製率は脅威の80%!「世の中に無いものは自分たちで作る」という開発精神が生み出した新コンセプトのワイヤ放電加工機「AL i Groove + Edition」シリーズ、ぜひ一度ソディック本社ショールームで実機をご覧ください。

今回紹介した製品はこちら!