表面粗さと輪郭形状のハイブリッド測定機「SURFCOM NEX 200」
東京精密が提供する「SURFCOM NEX(サーフコム ネックス)200」。表面粗さも輪郭形状も1台でまとめて測定できるハイブリッド測定機です。
駆動速度の高速化、新たに開発された検出器、そしてさまざまな検出器を付け替えることができる拡張性により、あらゆるワークの測定を効率的に、そして短時間に完結します。
特徴
自由自在な検出器の組み合わせであらゆるワークピースに対応
測定レンジが従来機に比べ2倍以上のワイドレンジハイブリッド検出器を搭載。傾斜面や起伏形状、R面のある表面粗さや輪郭形状をワントレースで効率よく評価することができます。
表面粗さ測定用や輪郭形状測定用の専用検出器も、ワークの形状に応じて自由に付け替えたり後付けすることができます。
準備から測定が短時間で完了
駆動速度が大幅に高速化したことで、手動でのアプローチ、CNCプランの作成、CNC測定の駆動時間が短縮されるので、準備から測定までの検査工程全体の効率化が図れます。
また、ワイドレンジハイブリッド検出器により表面粗さと輪郭形状を別々に測定せずに済みます。傾斜面やR面など、表面粗さ測定においては避けて通ることができない緻密なアライメントも省略できるため、高効率な検査が実現できます。
PRポイント
世界唯一のリニアモータ駆動部搭載機
東京精密の特許技術であるリニアモータ駆動部を従来機「SURFCOM NEX」から継承。超低振動駆動機構により振動からくるノイズの発生を抑え、高精度な測定結果が得られます。
また、温度変化に対してはスケールへの影響をリアルタイムに補正することで、20±5℃という広い温度範囲での精度保証を実現しています。
新開発!ワイドレンジハイブリッド検出器
Z軸の測定範囲は従来機比2.6倍の13mmというワイドレンジであるにもかかわらず、Z方向の測定範囲すべてで0.0009μmの高分解能を発揮します(LH=50mmの測定子を使用した場合)。
さらに、測定範囲を26mmにまで拡大するLH=100mmの測定子も用意されています。
従来機よりさらにパワーアップした表面粗さ・輪郭形状測定機「SURFCOM NEX 200」。気になった方はぜひ東京精密のショールームにて実機をご覧ください。