簡単&スピーディー!布団・毛布圧縮機能付きシール機「SF-95A型」

日本シーリングが提供する布団・毛布圧縮機能付きシール機「SF-95A型」。

非常に簡単かつスピーディーに脱気を行い、従来の作業と比較し人件費と運搬費の大幅な削減を実現する本機は、リネンサプライやホームクリーニングの場面で活躍が期待できます。

今回は布団・毛布圧縮機能付きシール機「SS-031」の魅力をレビューします。

「SF-95A型」特徴

機械寸法

コンパクト設計の本体ボディーにより、レイアウトのダウンサイジングを実現しています。

スペースの有効活用はもちろん、コンベアーに接続する生産ライン構築の柔軟性向上や置き場スペースの拡充など、これ1台で多くのメリットをもたらします。

機械長さ1,720㎜(フットスイッチ含む)
機械幅1,200㎜
機械高さ2,060㎜
機械重量約330kg

機械仕様

電源AC100V
使用電力最大1,500W
エア圧力0.6MPa
エア使用量25L/1包装

「SS-031」PRポイント

汎用の包装資材を使用可能

一般的な真空包装機を使用する際には、専用の単袋(パック袋)が必要となります。

しかし「SF-95A」では、汎用的な単袋が使用可能となっており、機械導入時に専用袋を新たに用意する必要がありません。コストアップの心配がなく、包装コストを抑えながら運用することができます。

また、用途に応じて安価な袋を選択して使用できるため、より経済的な包装を実現します。

シンプル操作で作業時間の短縮

「SF-95A」の操作は、フットスイッチで脱気を行い、両手でボタンを押し、袋の口を封するだけと非常にシンプルに設計されています。

従来の圧縮機と比較しても工程が非常に明確で包装にかける時間を大幅に削減しています。

導入事例

株式会社柴橋商会

神奈川県横浜市に本社を構える株式会社柴橋商会の湘南工場では、季節保管する布団の包装作業を機械化しています。その設備の一つに株式会社日本シーリングの布団・毛布圧縮機能付きシール機「SF-95B(オリジナル仕様)」を導入し、包装作業の効率化や省人化、配送効率を高め、コストダウンを図っています。

「SF-95B」は、大きな布団や複数枚の毛布を簡単に脱気することができ、かさばりがちな商品をコンパクトに包装できるシール機です。

操作は、包装する商品を袋に入れ機械の横側からセットしフットスイッチを踏むだけで均一にプレスし脱気、あとは圧縮された商品をボタン操作でシールカットするだけと非常に簡単です。

また、電源は100Vから供給することができるため場所を選ぶことなく、機械にはキャスターが付いているためレイアウト変更を伴う移動も簡単に行うことができる点も魅力的なポイントです。

「SF-95B」の導入後は、100枚の布団を処理するために2人で30分ほどの時間を要してた作業が、1名で10分ほどでできるようになるなど、作業の効率化と省人化に成功しています。

さらに効率化と省人化以上に効果を実感しているのが「物流効率の向上」です。
夏布団の場合、1台のラックに100枚積載していたものが、圧縮することにより積載量が30%増加しています。

        「SF-95A」による脱気包装
  圧縮包装時の配送料ラック

ワタナベグループ 株式会社なぎさ本舗京都屋新潟本店

ワタナベグループの株式会社なぎさ本舗京都屋新潟本店のふとんクリーニング事業部では、宅配クリーニングで集荷したふとん類の包装作業に、ふとん・毛布圧縮機能付きシール機「SF-95A」を導入しています。

「SF-95A」は、大型のふとんや複数枚の毛布を簡単に脱気・圧縮できるシール機で、かさばる商品をコンパクトに包装することが可能です。ふとん包装の処理能力は時間当たり180枚と高く、真空パック袋を使用する場合と比べて約1/4のコストで運用できます。

導入により、保管スペースの省スペース化や宅配送料のコスト削減を実現。さらに、従来は2人1組で行っていた包装作業が1人で完結できるようになり、省人化も実現しました。

圧縮による配送効率の改善効果も大きく、これまで8枚程度で満杯だったカートが、圧縮後は45枚積載可能となり、積載量が5倍以上に増加。また、ルート車への積載量も従来の約100枚から130~140枚へと向上し、配送効率とコスト削減の両面で高い成果を上げています。

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