バリ取り・面取りツール「バリカットコファ」

大昭和精機が提供する、バリ取り・面取りツール「バリカットコファ」。

これまで難しいとされていた、傾斜穴や交差穴のバリ取りを簡単かつローコストで実現する本製品。ユニークな形状のブレードとスプリングの組み合わせにより、様々な下穴形状にも追従し、均一なバリ取りを実現します。

今回は「バリカットコファ」の魅力をレビューします。

特徴

ラインナップ

「バリカットコファ」はCOFA4COFA12まで計6種類のラインナップで展開しています。対応径はΦ4~20と様々な穴径のバリ取りニーズに応えることができ、15°以内の斜面やパイプ形状の内外径のバリ取りを確実に行うことができます。

傾斜や局面でもバリ取り可能

「バリカットコファ」はボールガイドを持つブレードとスプリング(板バネ)により構成されています。ボールガイドが上下に動き、常にワークの下穴形状を追従しながら切削することで従来のバリ取り工具では不可能だった傾斜面や曲面のバリ取りを可能にしています。

PRポイント

表裏のバリ取りをワンパスで

「バリカットコファ」は確実な表裏のバリ取りを実現します。

NCプログラムもシンプルでよく、正回転のまま穴に通すだけです。簡単な手順でバリ取りにかかる工数を大幅に削減することが可能となります。

難所のバリ取りにも威力を発揮

傾斜面や曲面のバリに対してドリルや面取りカッタを使ってバリ取りを行うと、どうしても一定のバリ取り幅を得ることができず、バリの取り残しが発生するなど不安定な加工になってしまいます。

しかし「バリカットコファ」では常にブレードが穴のエッジに追従するため、傾斜面の裏面取りで起こりがちな高い位置で必要以上に面を取ってしまうなどの心配もなく、均一に切削を行います。そのほかパイプ形状やコの字形状といった難所のバリ取りも簡単に行うことができます。

マシニングセンタからボール盤まで

「バリカットコファ」は下穴形状に追従する機構を有しているため、送り量に影響されづらいという特徴があります。そのためΦ6以上のツールであれば、手動のボール盤でもバリ取りが可能です!

傾斜穴や交差穴のバリ取りに最適なツール「バリカットコファ」。

今まで手作業だった作業を自動化することで製造現場の効率化を図るだけでなく、製品の品質を格段に向上させるための価値あるソリューションを提供します。多様な形状のバリ取りに課題をお持ちの際は、ぜひチェックしてみてください。