ポリゴンテーパ二面拘束ツーリングシステム「BIG CAPTOツーリング」

大昭和精機が提供するポリゴンテーパ二面拘束ツーリングシステム「BIG CAPTO(ビッグ キャプト)ツーリング」。

ISO規格に採用されたポリゴンテーパ形状の二面拘束ツーリングシステムとして、複合加工や旋盤加工をサポートする本製品。高い剛性をもち高精度な加工を実現するための工夫が凝らされ、機外段取り時の正確な工具セッティングによる効率化を可能にしています。

今回は「BIG CAPTOツーリング」の魅力をレビューします。

特徴

ポリゴンテーパ形状

「BIG CAPTOツーリング」は、サンドビックコロマントAG社が開発した三角ポリゴン形状で1/20テーパの二面拘束システムを採用しています。

このシステムにより旋削加工時にポリゴンテーパが密着。回転方向に隙間を生むことなくドライブの働きをするため、高い繰り返し精度を実現しています。

モジュラーシステムによる効率化と経済性

複合加工機用の「BIG CAPTOツーリング」では、45°傾斜型(S type)と90°直交型(F type)の2種類から選択することができ、より最適な旋削加工を可能にしています。

そして加工用途に合わせた豊富なカートリッジが交換できるモジュラーシステムは、様々な加工ニーズに対応できるだけでなく、万が一、破損した場合でも先端部分のみ交換できるため、経済的なシステムとなっています。

クランプユニット

「BIG CAPTOツール」による高い加工精度を高い再現性で実現するためには、クランプユニットも必要な設備です。

クランプユニットはタレット旋盤や複合加工機のクイックチェンジ化に対応するための製品です。着脱の繰り返し精度は±2μmを誇っており、安定かつ効率的な加工を実現します。

クランプユニットは外径用と内径用の2種類に分かれ、効率的な段取り工程をサポートします。

PRポイント

高品質に裏付けされた信頼性

「BIG CAPTOツール」は全てのラインナップを国内生産しております。品質を徹底的に追求するにあたり、製品の全周は総研仕上げというこだわりで生み出された本製品は特に旋削工具の刃先位置決め精度が非常に高く、「BIG CAPTOツール」を用いた加工は魅力的なほどに高精度を実現します。

それだけに留まらず、曲げ剛性だけでなくねじり剛性にも強い本製品は、複合加工機による加工精度においても非常に高い効果を実感することができます。

豊富なレパートリー

「BIG CAPTOツーリング」は、コレットチャック、ミーリングチャック、ボーリングタッパ、エンドミルカッタなど、あらゆるタイプの工具ホルダを取り揃えています。サイズはC3(フランジ径:32㎜)~C8(フランジ径:80㎜)までのラインナップを提供しています。

小径工具であればメガマイクロチャック、台形になればメガダブルパワーチャックと刃物の特性に合わせて「BIG CAPTOツーリング」をラインナップから選択することができます。

高剛性・高精度・効率化の魅力を兼ね備えたツーリングシステム「BIG CAPTOツーリング」。

こだわり抜いた国内生産体制に裏付けられた高品質な本製品は、製品自体の精度はもちろんのこと、これを活用した機械加工で生み出される製品も高精度を実現します。今まで以上に高精度な複合加工や旋盤加工を実現するツーリングをお求めの際は、ぜひチェックしてみてください。