〈無線式〉精密電子水準器「LEVEL MASTER FM」

大昭和精機が提供する、無線式精密電子水準器「LEVEL MASTER FM(レベルマスターFM)」。
工作機械・精密組立機器のレベル管理の効率化に欠かせない本製品。時間と労力がかかるレベル出し作業をスマートにし、0.01㎜/1mの高精度調整を実現します。
今回は「LEVEL MASTER FM」の魅力をレビューします。
特徴
レベル出し作業の超効率化
レベル出し作業は2台の水準器、そして2人の作業者によって行われることが一般的なので効率化がしづらく、製造現場の生産性向上においてボトルネックとなる作業です。
しかし、「LEVEL MASTER FM」の導入によって、今までとは全く違うレベル出し作業を体験することができます。
「LEVEL MASTER FM」なら、測定機を工作機械のテーブルに設置し、表示器に表示される測定結果を確認しながらレベル出しの調整をするだけ!一人の作業者によるレベル出しを可能にします。
「LEVEL MASTER FM」はレベル出し作業に割く作業者の人数を減らし、さらに時間とコストの大幅削減を実現します。

レベル状態をLEDで表示
「LEVEL MASTER FM」の表示器は2つのモードから測定精度が設定できます。
画面に表示される6色の点灯パターンから現在の傾き具合を確認することができます。

PRポイント
2軸同時検出
「LEVEL MASTER FM」は、1台で2軸を同時に検出します。従来の2台の水準器を使用することなく、効率的なレベル出しが可能です。

作業完了は表示器から
レベル出し作業の完了時は、LEDの点灯色とブザーで確認できます。
レベル出し精度の基準は2つのモードから選択することができ、HIGHモードの場合はレベル状態0.01㎜/1m以下、LOWモードの場合はレベル状態0.1㎜/1m以下となっています。
そして作業完了時にはLEDが青色に点灯し、同時にブザーでお知らせします。
離れた位置でもラクラク検出
「LEVEL MASTER FM」は、920MHzの特定小電力無線方式を採用しています。同方式は通信距離が長い(最大30m)、伝送速度が速い、電波干渉が少ないといった特徴があります。
これにより機械を跨いで通信するケースでも安定した測定を実現しており、大型の工作機械でも作業者一人でレベル出しが可能です。

工場内のレイアウト変更時や地震後のレベル確認等、製造現場における機械のレベル出しには欠かせない無線式精密電子水準器「LEVEL MASTER FM」。
その取り回しの良さは製造現場に「効率化」という最大級のメリットをもたらし、作業者自身も安心して高精度のレベル出し作業を行うことができます。レベル出し作業に割く時間を短縮したいとお悩みの際は、ぜひチェックしてみてください。