切削力を引き出すプロフェッショナルツーリング!「ミニミニチャック」
日研工作所が提供する「ミニミニチャック」。スリムでコンパクトな形状をした高精度コレットチャックホルダです。「焼ばめホルダ」や「ハイドロチャック」のユーザーや小径の刃物で加工を行っているユーザーに最適なツーリングとなっています。
小径刃物の切削能力を最大限引き出すための進化を遂げた「ミニミニチャック」を今回はレビューします。
特徴
コンパクトなボディで干渉を回避
コレットの装着にナットを使用しないため、先端径が従来のコレットチャックと比較して非常にコンパクト。ワークへの寄り付きが良いだけでなく、加工時の干渉も防ぎます。
レベルギア方式
「ミニミニチャック」には側面から締めこむタイプとホルダの後方からレンチをボルトでコレットを引くタイプの2種類があります。
側面から締めこむタイプはコレットの下部にネジを切っており、ホルダの中にもドローバーが入っています。
側面からコレットを回すことによって、コレットが本体内部に引き込まれていきます。プルクランプすることで刃物を保持します。
ナットで締めこむタイプのコレットチャックと比べて、コレットがホルダ本体に姿勢よく入るため一体感が出ます。このため刃物を掴んだ時に高い振れ精度を実現します。
PRポイント
コレットチャックでも高い振れ精度
「ミニミニチャック」は高い振れ精度がポイントです。コレットチャックながら「焼ばめホルダ」や「ハイドロチャック」とほぼ同等の振れ精度を出すことができます。
スリムでコンパクトな形状ながら高い振れ精度を実現する「ミニミニチャック」。高速加工機や精度が求められる精密な加工で大活躍します。小径の刃物を使った加工が多いという方に、ぜひおすすめしたいアイテムです。