ストロング&コンパクト!NC円テーブル「MKシリーズ」
北川鉄工所が提供するNC円テーブル「MKシリーズ」。小さなボディにクラス最高のスペックが凝縮されており、強力なクランプトルクでワークを強力に保持し、安定した加工を実現します。取付性も向上しており、機械側へダイレクトにボルトで取付可能です。
内蔵のロータリジョイントは4ポート・4+1ポート・6ポート・6+1ポートから選択でき、マルチパーパスホール仕様や高圧ロータリージョイント仕様など様々なタイプに対応。そんな新しくなった同社のNC円テーブル「MKシリーズ」を今回はレビューします。
特徴
強力なクランプトルク
同社が以前より提供していたNC円テーブルのベストセラー商品「MRシリーズ」と比べて、「MKシリーズ」はおよそ1.5倍のクランプトルクを実現しています。そのためブレーキ力にも優れており、安定した加工が実現できます。
スペースを取らない固定方法
通常、NC円テーブルはクランプ器具を使って機械側に固定します。そのため、従来製品の場合ではクランプ器具が本体から飛び出すような形で取り付けをしていました。
一方、「MKシリーズ」は本体を機械側に直接ボルトで締め付けて固定できるため、最小限の設置スペースで取り付けが行えるようになっています。
さらに、ボルトで直接固定できることによって、従来製品では加工中にクランプ部分に堆積してしまっていた切子の問題も解決。堆積した切子が治具へ干渉することなく加工が行えます。
PRポイント
豊富なロータリージョイントオプション
「MKシリーズ」ではオプションで複数のロータリージョイントが選択できますが、注目は最大25MPaの高圧ロータリージョイントです。高圧のロータリージョイントによって上に乗せる治具が小さくできる、つまり重量を軽くすることができます。治具の小型化と高速な動作が実現できます。
薄く、小型化したボディとパワフルなクランプトルク。「MKシリーズ」が実現したのは、まさにストロング & コンパクトな新しいカタチのNC円テーブルです。マシニングセンタでの加工をさらに効率化するアイテムとして、ぜひお使いになってみてはいかがでしょうか。