省人化&省力化に!全自動平面包装機「SS-001C」

日本シーリングが提供する三方片開き全自動平面包装機「SS-001C」。

手作業では圧倒的に時間と労力を要する商品の包装を全自動で実現。商品を置くだけで袋詰めから脱気、シールカット工程までを自動化します。主に、アパレル商品のECサイト運営やリネンサプライ、物流倉庫など様々なシーンで活躍し、作業環境の省人化・省力化に大きく貢献いたします。

今回は三方片開き全自動平面包装機「SS-001C」の魅力をレビューします。

「SS-001C」特徴

コンパクトな機械本体・安全性

「SS-001C」の機械サイズはコンパクトで、長机1台分ほどのスペースに設置が可能です。

長さ1,880㎜(2,110㎜)
680㎜
高さ1,700㎜

さらに本体にはキャスターが付いており、レイアウト変更による移動も簡単に行うことができます。

全方位カバーは、作業途中に扉を開けるとエラーとなり自動で作業をストップするなど作業者の安全に配慮した設計となっています。

仕様

「SS-001C」のフィルムは片開き440㎜のものを採用しており、非常に扱いやすいフィルムとなっています。フィルムの重量も女性一人で持てる重量となっており、誰でも簡単に取り扱いができます。

処理能力800枚
中筒サイズ幅300㎜×長さ700㎜×高さ75㎜
フィルム幅440㎜片開き
空気圧0.6MPa
セットアップ(セットアップ機能)フィルム補充部分がスライドする事で補充作業が容易

「SS-001C」PRポイント

あらゆる商品を脱気・包装

「SS-001C」は商品を置くだけで袋詰めから脱気、シールカットの工程を自動で行います。

一般的な平面包装機とは異なり、脱気の効果によって商品のタタミ崩れを起こすことなく、安定した包装が可能です。脱気により包装した商品を崩さないだけでなく、衛生面を保つといった利点もあります。

厚みのある商品でも、中筒を通るサイズであればあらゆる商品の脱気が可能。複数のアイテムを包装する現場でも安心して使用することができます。

※中筒サイズ:幅300㎜×長さ700㎜×高さ75㎜

コスト削減

「SS-001C」は袋詰めから脱気、シールカットの工程を全自動で行います。

通常であれば複数人が手作業によって行う作業を機械担当者1名のみで賄うことができますので、人件費を大きく削減できます。また、脱気後の包装は包装前の商品と比較して1商品当たりの体積を小さくできるため、人件費の削減と同時に運搬コストも削減することが可能となります。

導入事例

株式会社三協

株式会社三協は昭和45年に創業以来、ダスコン、タオル、ユニフォーム、飲食店向け業務用洗剤の販売など、幅広い事業を展開しています。

令和元年12月の工場全焼からの再建を経て、積極的な設備投資により省人・省力化を推進する中、補助金を活用し全自動包装機「SS-001C」を導入しました。

         補助金を活用して導入された全自動包装機「SS-001C」

現在、同社では取引先向けにコックコートや前掛けなどのユニフォームを包装して納品しています。衛生面の観点から包装納品の要望が多く、状況に応じて個別包装から複数枚まとめた梱包まで柔軟に対応しています。

「SS-001C」導入後は、従来手動包装機で5〜6時間かかっていた作業が約1時間に短縮され、包装作業にかかる人員も1名に削減されるなど、現場目線での実現可能な省人・省力化を達成しています。

    自動だけでなく手での投入も可能
         包装の様子

有限会社谷川

有限会社谷川は、昭和30年の創業以来、横浜市内を中心に飲食店向けの布おしぼりレンタル事業を展開してきました。

その後、ドライタオル事業部・業務用資材事業部・ダスコン事業部・業務用印刷事業部・クリーニング事業部・清掃事業部など、事業領域を拡大し、幅広いサービスを提供しています。

コロナ禍の影響によりおしぼりの受注は大幅に減少しましたが、その一方でレンタルタオルの需要が拡大。受注数も年々増加しており、顧客からの要望にも変化が見られるようになりました。特に「個包装」のニーズが高まり、その需要は現在も続いています。

こうした背景を受け、同社では全自動包装機「SS-001C」を導入。

            限られたスペースにレイアウトして設置

従来の手動包装機では1時間あたり約200枚が限界でしたが、「SS-001C」導入後は1時間あたり約800枚の包装が可能となり、生産性が大幅に向上しました。さらに、従業員の作業負担も軽減され、業務効率化に大きく寄与しています。

   包装→脱気→シール・カット後の排出
      タオルを包装した仕上がり