設備に左右されないIoT!「SOFIXCAN Ω Eye」
ソフィックスが提供する「SOFIXCAN Ω Eye(ソフィックスキャン オメガ アイ)」。既存のメーター類をカメラで撮影するだけで対象機器の情報をデータで取得できるIoTソフトウェアです。
すでに自動車や半導体関連の関係の分野をはじめ、多くの分野で幅広く導入されている本ソフト。
そんな「SOFIXCAN Ω Eye」の特徴を今回はレビューします。
Contents
特徴
データ化が困難な設備やメーターの情報をデジタルデータに変換!
「SOFIXCAN Ω Eye」はデータ化したい対象機器をカメラで撮影することで画像認識と解析を行い、デジタルデータに変換します。
変換したデータはCSV形式で出力し、対象機器の情報を取得します。
認識できるアイテム一覧
カメラで認識できるアイテムは5種類あり、
・アナログメーター
・デジタルメーター
・直線メーター
・文字
・ランプ
のアイテムを最大20ヶ所まで同時に読み取りできます。
選択可能な認識タイミング
認識のタイミングは2種類の方法から選択することができます。
1つはサイクル認識と呼ばれ、一定周期ごとに「撮影⇒認識⇒結果出力」を繰り返す方法です。
認識周期は1秒~3600秒の範囲で設定することができるため、ユーザーが希望する認識周期を細かく設定することが可能です。
もう1つはワンショット認識と呼ばれ、任意のタイミングで認識させる方法です。
HTTP通信で認識要求を送ることで、任意のタイミングで認識させることができます。
複数のカメラが接続されている場合は、カメラごとの制御も可能です。(※1)
※1 Windows版、Plus版のみ使用可能。
シンプルで簡単、抜群の操作性!
認識する箇所の設定は、専用の設定ソフトを使用します。
マウス操作で簡単に設定することができるので、初めて使う方でも簡単に設定できます。
カメラの映像は遠隔操作によってPCやスマートフォンで確認することができるので、作業者が機械の様子を見に行く手間が省けます。機械のアラーム発生時にはメールでお知らせを受け取ることもできます。
PRポイント
外部連携
「SOFIXCAN Ω Eye」は認識したデータの連携に力を入れており、CSV連携の他にもPLCとのデータ連携や他社製のIoTプラットフォーム・BIツール等との連携が可能です。
連携先を踏まえて導入できる点が大きな魅力ですね!
商品ラインナップ
商品のラインナップはソフトウェア版とハードウェアセット版の2種類があります。
ソフトウェア版では、Windowsで動作する認識ソフトウェアを提供します。
使用するPC1台につき「基本ライセンス」が1本、カメラ1台につき「プロファイルライセンス」が1本必要です。
カメラの接続台数(※2)は購入ライセンス数に依存し、使用するカメラはカメラオプションから選択できます。※2 USBカメラはマザーボードのUSBポート数まで。
ハードウェア版は、カメラ1台を接続できるStandardモデル、そして最大10台のカメラ(※3)が接続可能なPlusモデルに分かれます。なお、Plusモデルでは外部からの指令により、任意のタイミングで画像を認識する機能が搭載されています。※3 USBカメラは4台まで。
カメラ&オプション
カメラオプションは「USBカメラ」、「GigEカメラ」、「IPカメラ」の3種類があります。
ユーザーの導入環境や用途によって選択することができますが、3種類の中ではLANケーブルで給電でき、ズームも可能な「GigEカメラ」が人気です。
カメラ以外のオプションでは、Modbus対応機種に認識結果を送信、もしくはModbus対応機種から認識結果を受信できる「Modbus連携ツール」が最も多く採用されているオプションです。
設備に左右されないIoT化を実現してくれる「SOFIXCAN Ω Eye」。
設備のデータ化・管理・連携にお悩みの方、ぜひチェックしてみてください!
今回紹介した製品はこちら!