ツールセラーユーザーをもっと便利に!「Tool Cellar bis」
大昭和精機が提供する工具管理システム「Tool Cellar GENES」と「Tool Cellar SWEEP」。これら「Tool Cellar」シリーズの使い勝手をさらに高める拡張システムとして、「Tool Cellar bis(ツールセラービス)」が用意されています。
「Tool Cellar」をもっと手軽に使いたいユーザーの方はもちろん、工具だけでなくバイスや治具などの管理もシステム化・DX化したいというユーザーの方にも非常に有効な「Tool Cellar bis」。今回はその特徴やメリットについてレビューします。
特徴
専用端末から入出庫情報を記録
「Tool Cellar bis」はスマートフォンにバーコードリーダーを搭載したような見た目となっており、端末から2次元バーコードの読み込みと入出庫操作を行うことができます。
連続での読み取りが可能なので、例えば出庫・返却の操作をまとめて処理することも可能です。無線LANが繋がる範囲内であれば「Tool Cellar」との連携ができるので、「Tool Cellar」を親機、「Tool Cellar bis」を子機として連携させ、工具の在庫管理を行うといった運用もできます。
- すでに「Tool Cellar」シリーズを利用しており、より手軽に利用したい方
- 工場内の備品をフレキシブルに管理した方
- 工場内に2つ以上の工具収納棚があり、それぞれを統合して管理したい方
こうしたニーズをお持ちの方に、「Tool Cellar bis」はピッタリな製品です。
PRポイント
「Tool Cellar」シリーズ用のハンディ端末として利用
「Tool Cellar」シリーズにも2次元バーコードを読み込むバーコードリーダーが付属していますが、「Tool Cellar bis」をハンディ端末として利用することで、2次元バーコードの読み込みと入出庫作業を手元で直接行うことができます。
離れた場所の工具収納棚の情報も統合して管理
工場内に工具収納棚が複数あり、システム上でまとめて管理したい場合にも「Tool Cellar bis」が有効です。「Tool Cellar」をメインの工具棚で、「Tool Cellar bis」をサブの工具棚でそれぞれ利用することで、各工具棚を統合して管理することが可能です。
バイス・治具などの管理も可能
「Tool Cellar」シリーズの主力モデルである「Tool Cellar GENESIS」は引き出し式の工具収納棚と一体型の工具管理システムのため、引き出し内に収まる工具のみが管理の対象です。
これに対し、「Tool Cellar bis」は汎用の工具収納棚や大型の汎用棚、収納する備品にそれぞれ2次元バーコードを付けることで、システム上で管理することが可能になります。工具だけでなく、バイスや治具、チャックの専用爪の管理にも応用することができます。
製造現場の5S推進、コスト削減には工具の在庫管理が欠かせません。
「Tool Cellar」シリーズによる工具の在庫管理は、今すぐ始められる現場のDX化と言えます。複数の工具棚管理、治具などの備品管理までを行いたい場合は「Tool Cellar bis」が用意されており、拡張性も十分です。「Tool Cellar」シリーズと「Tool Cellar bis」で工場内の工具・備品をまるごと管理してみませんか。