汎用機とNC機の良いとこ取り!立形マシニングセンタ「YZ-500SGATC」
山崎技研のロングセラーモデルとなる立形マシニングセンタ「YZ-500SGATC」。NC機としても汎用フライス盤としても使えるハイブリッドな工作機械です。
多品種少量の加工に特化した機械となっており、自動車・金型・食品・半導体などの産業から官公庁にいたるまで、ジャンルを問わずに活躍してくれる1台となっています。
特徴
マシニングセンタと汎用機を1台に集約
「YZ-500SGATC」はマシニングセンタ(NC機)でありながら手動独立ハンドルを搭載。汎用フライス盤としての運用が可能です。定形的なワークの加工やすでにあるプログラムを活用した加工の場合はNC機として、ワーク基準面の加工や試し加工、プログラム作成までは必要ない単品ものや特注品の加工の場合は汎用機として、加工シーンに応じた活用ができます。
さらに、機械はハーフカバー式なので加工エリアへの接近性が高く、操作性も抜群です。テーブルサイズは1,600×500mm、主軸ストローク(XYZ)は1,050×550×550mmとなっており、大きなワークもスムーズに加工できます。
抜群のハンドル操作性
各軸で独立したハンドルは汎用機として運転できるように配置されています。さらに個別に有効/無効スイッチが設けられ、操作ミスを防ぎつつ制約の少ない自由なハンドル操作が行えます。まさに、汎用機そのままの操作で加工が行えます。
おすすめは「ハイコラム」仕様
「YZ-500SGATC」のおすすめオプションとして「ハイコラム仕様」が挙げられます。ストローク長が変わらない、いわゆる「嵩上げ」ではなく、ストローク長が200mmアップするハイコラム専用のコラムが採用されています。素材もハイコラム専用の一体型の鋳物を使用することで高い剛性を確保しています。
PRポイント
「加工ガイダンス」機能が効率的な加工をサポート
NC装置に内蔵された「加工ガイダンス」機能が効率的な加工をサポートします。
画面に表示されるメニューにしたがって数値を入力していくだけで、「穴あけ」「ポケット加工」「側面加工」「面取り」「輪郭加工」などの加工プログラムを作成。手打ちによるNCプログラム作成の手間を省くことで、段取り時間が大幅に短縮できます。少ロットの生産品では特に効果的です。
国産鋳物とキサゲ仕上げで高剛性・高精度を長期間維持
ベッドには良質の国産鋳物を使用し、完全対象箱型のセンターガイド方式と幅広で一体構造のガイドウェイを採用。そして摺動面は職人による伝統のキサゲ仕上げ。高剛性、そして長期に渡る高精度の維持の両面を実現しています。
「使い勝手」と「操作性」を追求した山崎技研の「YZ-500SGATC」。単品加工や多品種少量加工に特に強みを発揮します。汎用機やNCフライス盤からの買い替えやマシニングセンタにも操作性を求めたい方にぜひおすすめしたい1台です。
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