圧倒的省スペースの三次元座標測定機「ZEISS DuraMax」

東京精密が提供する「ZEISS DuraMax」は、加工現場への設置や手軽な移動を実現したまったく新しい測定スタイルを実現する三次元座標測定機です。

特徴

「ZEISS DuraMax」は、省スペースのコンパクトなボディにZEISSテクノロジを凝縮したスキャニングタイプの三次元座標測定機です。高精度なスキャニング測定機能を標準搭載し、温度変化の影響を抑える本体構造を採用することで、高精度・高効率・耐環境性を実現しています。

PRポイント

省スペース
設置面積はW:670mm × L:870mmと非常に省スペース。三次元座標測定機を設置するための工場レイアウト変更などに頭を悩ます必要がなく、すぐに活用することができます。

片持ち構造のスリム設計
カンチレバー(片持ち梁)構造の採用により、X:500mm × Y:500mm × Z:500mmと設置面積に対し広い測定範囲を実現。また、4方向からワークにアクセスすることができ、作業スペースを広くとることができます。測定するワークの段取りも自由度が高いため、自動化にも向く三次元座標測定機です。

電源1本で必要な場所に設置し測定可能
リニアガイド・リニアドライブ機構によりエア供給も不要です。よって、100Vの電源1本と0.85㎡の場所さえあれば、どこにでも設置して測定が行えます。

また、精度保証温度範囲が18~30℃と広く、設置場所の温度環境が適応しやすいのも特徴です。

スキャニングプローブVAST XXT(TL3)を標準搭載
「ZEISS DuraMax」はスキャニングプローブVAST XXT(TL3)を標準搭載し、高精度なスキャニング測定が可能です。測定データを短時間で大量に取り込むことができ、より安定した測定データが得られます。スキャニング測定で取り込んだ大量の測定データを用いて、真円度や平面度などの幾何公差や幾何偏差の評価が可能です。

ロータリテーブル(Dura Max用オプション)
オプション機能でロータリテーブルを使用した測定に対応しています。プローブの代わりにワークを回転させて測定することでプローブの姿勢変更設定やスタイラスの交換、校正作業の手間を軽減することができます。歯車測定、リード測定、インペラやタービンブレードなど、複雑形状や回転体ワークを効率よく測定することができます。


スタイラス自動交換マガジン
「ZEISS DuraMax」は、スタイラスを取り付けた交換皿をストックできるスロットを3つ設けたスタイラス交換マガジンを標準装備しています。スタイラスを交換皿ごとに自動交換することができ、測定効率が大幅に向上します。

オプションとしてスタイラス交換マガジンをさらに2台追加することができ、最大9つまでスロットを増やすことが可能です。

「ZEISS DuraMax」は、「キカイカタログ」運営元であるテクトレージのショールームで実際にご覧いただけます。ぜひ、実機にてご確認ください。

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