CAD/CAM初心者にぜひ使ってほしい「OneCNC」

低価格でも機能は充実!コスパ最強のCAD/CAMソフト

「OneCNC」は3次元CADとCAMの両方の機能を備えた一体型のCAD/CAMソフトです。3次元モデルの作成からNCプログラム生成、さらに切削シミュレーションやCADデータ変換機能、2次元図面化、DNC通信、NCデータ編集などの周辺機能をすべて網羅するオールインワン製品となっています。

そして、「OneCNC」を語る上で外せないのは、何といっても導入費用の安さです。

一般的な3次元CAD/CAMソフトは200~300万円の価格帯の製品が多い中、「OneCNC」はなんと38万円から導入可能!年間保守費用といったランニングコストも不要という圧倒的な低価格を実現しています。

2台分の費用で10台同時起動が可能!

「OneCNC」の導入費用の安さはこれだけでは終わりません。
驚くべきことに、「OneCNC」はシングルライセンス(単体製品)2台分の費用で、同一ネットワーク内のパソコンであれば10台同時に使用可能なネットワークライセンスが導入できてしまいます。2台分の費用で10台同時に起動できるCAD/CAMソフトは「OneCNC」以外には思いつきません。

マシニング・旋盤・複合旋盤はもちろん、レーザーやワイヤカットにも対応!

肝心のCAM機能についても「OneCNC」は、

・ミル加工(マシニング)は2軸加工から同時3軸加工はもちろん、最大で同時5軸加工まで対応
・旋盤加工は通常の2軸旋盤加工から複合旋盤(C軸・Y軸・B軸ミル加工)に対応
・レーザー加工やウォータージェット加工、ワイヤ放電加工にも対応

と、CAD/CAMに求められる機能がすべて揃っています。ライセンスは機能ごとに複数のグレードにモジュール分けされており、あとから上位グレードへのランクアップも可能です。初期費用をできるだけ抑えてCAD/CAMを始めたい、というニーズにピッタリです。

「OneCNC」を使って加工データを作ってみた!

「OneCNC」のミル加工モジュール(Mill Expert)を実際に使ってみました。

まず、インターフェイスですが、Windowsに準拠した設計となっているので非常にわかりやすく、ベテランの方はもちろん、初めてCAD/CAMを使う方でも直感的に操作できそうという印象です。設定画面も非常にシンプルなので、例えばすでにCAD/CAMをお使いの会社が新入社員向けのツールとして導入するといった場合でも短期間で習得できそうです。

生成されるツールパス(カッターパスや加工パスともいいます)も、部品加工の際に使用される2軸や2.5軸加工から曲面を削る際の同時3軸加工まで、必要な機能がしっかり網羅されています。加工中の工具負荷を一定に保つ高速加工用HSMツールパスや独自の演算技術「Active Cutテクノロジー」が無駄のない効率的なツールパスを生成してくれます。

「OneCNC」で作ったNCプログラムで実際に加工してみた!

「OneCNC」で生成したNCプログラムを使って、実際に工作機械で加工してみました。

CAD/CAMで作成した加工データは、そのままではNC工作機械がNCプログラムとして読み取ってくれません。「ポストプロセッサ」と呼ばれる変換ソフトのようなものを通すことで、初めてNCプログラムとして使用できるようになります。

この「ポストプロセッサ」、通常はCAD/CAMを導入する際に有償で提供されるものなのですが、なんと「OneCNC」はユーザーサイトから無償でダウンロードできます。ダウンロードできる種類もFANUC、OSP、MELDAS、YASNAC、Siemensなど主要なNC装置に対応したものがひと通り揃っているという充実ぶりです。NCプログラムの中身を少し変えたいといった場合も、ユーザー側でポストプロセッサの編集が簡単に行えます。

こちらが「OneCNC」で作成したツールパスをユーザーサイトからダウンロードしたポストプロセッサでNCプログラムに変換し、DMG森精機の「DMU50」(上)とファナックの「ロボドリル」でそれぞれ加工している様子です。

いずれの工作機械でも順調に加工が行えました!

結論!「OneCNC」はここがすごい!

ここまで紹介してきた「OneCNC」のメリットを簡単にまとめてみました。

圧倒的低価格で3次元CAD/CAMの導入が可能。ランニングコストもかかりません。
初心者にやさしい簡単な操作性、熟練者も満足する豊富な加工機能が用意されています。
あらゆるNC装置に対応する標準ポストプロセッサが無償でダウンロードできます。

「OneCNC」は費用面・機能面ともに充実した、まさにコスパ最強の3次元CAD/CAMです。CAD/CAMの導入をご検討中の方は、ぜひ「OneCNC」を候補のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

今回紹介した商品はこちら!