TOPCAD/CAMの導入を検討しているすべての方におすすめしたい「Mastercam Mill 3D」
全世界で28万シート以上のインストール数を誇る、圧倒的シェアの3次元CAD/CAMソフト「Mastercam」。国内でも30年以上にわたって販売されており、部品加工や金型加工など様々な業種で広く愛用されています。
そんな「Mastercam」ですが、加工したい形状やお使いの工作機械によって最適なモジュールを選択できるのが大きな強み。そこで今回はマシニングセンタで加工を行っているすべてのユーザーにおすすめしたいモジュール「Mastercam Mill 3D」の『ここがすごい！』ポイントをご紹介！
Contents
Mastercam Mill 3Dができること
マシニング加工を効率的に行う様々な加工パターンを提供
「Mastercam Mill 3D」は、部品加工ユーザー向けモジュールとなる「Mastercam Mill」の全機能にプラスして同時3軸ツールパスが利用できます。
等高線加工や走査線加工といった代表的な同時3軸による粗取りから仕上げツールパス、そして前工程で取り残った箇所だけを集中的に狙う取り残し加工など、豊富な同時3軸加工機能が利用できます。
作成したツールパスのホルダー干渉チェック機能もあり、複雑形状の加工も安心・安全に進めていけます。
さらに、多軸加工用オプション「Multiaxis」を追加すれば、2軸から同時5軸加工までを完全網羅！
まさにマシニング向けCAD/CAMの決定版です。
高速加工用ツールパス「High Speed Toolpath（HST）」
通常の同時3軸ツールパスに加え、高速加工用ツールパス「High Speed Toolpath（HST）」が使用できます。
独自の計算ロジックにより、工具負荷を一定に保つ効率的なツールパスを作成します。
割り出し加工
5軸マシニングセンタの活用の第一歩として、傾斜軸と回転軸を位置決めして多方向から加工する「割り出し加工」。「Mastercam Mill」から対応していますが、「Mastercam Mill 3D」であれば曲面がある複雑形状の割り出し加工が可能になります。
工具の突き出し長を短くすることができるので、ビビリの発生を抑え高品位な加工面が得られます。
ダイナミックモーション
「ダイナミックモーション」はMastercam独自の最新テクノロジーによって作成されるツールパスです。特に粗取り加工で威力を発揮し、工具の刃長全体を有効利用することで切削抵抗を一定に保ち、安定した工具負荷でワークを切削できます。
「ダイナミックモーション」では一回あたりの切り込み時に切削深さをより大きく取ることができ、さらに刃物の送りスピードを上げることができます。加工時間の短縮と工具寿命の延長に大きな効果があります。
今回はすべてのマシニングユーザーにおすすめしたいCAD/CAMソフトの決定版「Mastercam Mill 3D」について紹介しました。ですが、「Mastercam Mill 3D」にはまだまだ便利な機能が豊富に用意されています。
『インストール数世界No.1』の看板は伊達じゃありません！
これからCAD/CAMソフトの導入をご検討される方、そしてCAD/CAMソフトの更新をお考えの方、
「Mastercam」の導入からサポートまでを提供するキカイカタログ運営元・テクトレージへお気軽にご相談ください。
