ハルツ製|プレス量産時のカス上がり対策ボタンダイ

ものづくり大国と呼ばれた日本の土台として、今も高い競争力を持っている工作機械産業。
「VIDEFIT(ビデフィット)」は、そんな工作機械産業を中心に、製造業界に関連したあらゆるコンテンツが集まる動画ポータルサイトとして誕生しました。今回は動画ポータルサイト「VIDEFIT」から、ハルツが提供する「プレス量産時のカス上がり対策ボタンダイ」を紹介します。
これまで「カス上がり」に悩まされていたプレス加工現場の皆様、必見です!
金属プレス加工の「カス上がり」トラブル
金属プレス加工におけるトラブルの1つに「カス上がり」があります。
「カス上がり」の発見が遅れると、不良品を大量に生産する原因となってしまい生産効率を非常に低下させます。また、それだけでなく金型の故障の原因にもなり大きなトラブルに発展してしまいます。
ハルツ製|タイプ別「カス上がり」対策ボタンダイ

Pタイプ
Pタイプは、ダイにプランジャを内装した仕掛けとなっており、バネの力を利用してボール部分に抜きカスを干渉させます。抜きカスに蓋の役割をさせることで「カス上がり」を防ぎます。

Bタイプ
Bタイプは凸部材を内装した仕掛けで、ダイの内側にある凸部材と抜きカスを干渉させて「カス上がり」を防ぎます。Bタイプの抜きカスは傷がついた状態で排出されます。


検証
この2種類の部品の効果を検証するため、プログレッシブ加工による5万ショットの連続生産実験を実施しています。

すでに日本・韓国・中国の3ヵ国で特許を取得しており、プレス量産の永遠の課題であるカス上がりを金型部品で防げる製品になります。同社が開発した「カス上がり対策ボタンダイ」、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。