深堀りや立壁加工に最適!焼ばめホルダ「スリムライン モノ3°」

MSTコーポレーションが開発する焼ばめホルダ「スリムライン」シリーズ。熱膨張率の高い独自の焼ばめ専用特殊鋼を採用し、300℃の低温焼ばめが可能。高い把握力と長寿命を誇り、小径工具のチャッキングも可能です。

コレットホルダは締め加減やコレットの位相によって精度が変わってしまいますが、焼ばめホルダは熱したホルダに刃物を挿入し冷却するだけの仕組みのため、誰でも振れ精度3ミクロン以内でセッティングすることができます。

今回は「スリムライン」シリーズから、深堀や立壁加工に最適な「スリムライン モノ3°」をレビューします。

特徴

ワークへの接近性に優れるスリムボディ構造
「スリムライン モノ3°」は片角3°のテーパ形状となっています。スリムなボディのためワークとの接近性に優れ、干渉が懸念される深掘り形状や立壁加工に最適なツールホルダです。別途紹介している「スリムライン 2ピースタイプ」とは異なり、一体型の構造になっています。そして振れ精度は4D先で3ミクロンが保証されています。

PRポイント

3,000種類のサイズバリエーション
「スリムライン モノ3°」の先端形状は5種類あり、加工有効長はM22からM157まで6種類、加工径もφ3からφ32と幅広くラインナップされています。合計で3,000種類ものサイズバリエーションが用意されているので、ワーク形状に合わせたツールホルダが選択できます。

また、通常の「スリム型」だけでなく、肉厚の「レギュラー型」やホルダの端面からクーラントを出すことができる「フラッシュ型」といった様々なラインナップがあり、あらゆる加工に対応しています。

加工時に最適なホルダを選定することで、刃物の突き出し量を最短にして最適な加工条件で加工が行えます。深堀や立壁加工が多い形状を加工する際には、「スリムライン モノ3°」の活用をご検討してみてはいかがでしょうか。

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