円筒座標ロボットとは?半導体業界を中心に活躍する産業用ロボットを解説

円筒座標ロボットってどんな機器?

「円筒座標ロボット」は回転軸と上下方向に移動するアーム部を持つロボットです。歴史的には産業用ロボットが誕生し始めた頃に数多く採用されていたタイプのロボットとなっています。

ロボットとしての歴史は古いですが、省スペースで設置でき、かつ広い動作範囲を持っていることから現在でも多くの製造現場で活躍しています。

円筒座標ロボットはどんなことができる? 

「円筒座標ロボット」は、360度回転する回転軸にアーム部の上下移動が組み合わさることで広い可動域を実現しています。回転軸と直線軸の組み合わせというシンプルな構造によって広い動作範囲を確保している点が円筒座標ロボットの大きな特徴と言えるでしょう。

「円筒座標ロボット」は繰り返し作業を高精度に行えるという特性から、半導体ウェハや液晶ディスプレイなどの搬送に数多く使用されています。そのため、「円筒座標ロボット」という名称ではなく「ウエハ搬送ロボット」として販売しているメーカーも多く見られます。

主な円筒座標ロボットメーカー

現在、円筒座標ロボットを製造している主なメーカーです。

あ行

か行

川崎重工業株式会社

さ行

株式会社スギノマシン
株式会社ジェーイーエル

た行

株式会社ダイヘン
THK株式会社

な行

は行

平田機工株式会社

ま行

や行

株式会社安川電機

ら行

ローツェ株式会社

わ行

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