工場自動化装置とは?搬送作業を中心に省人化へ貢献するロボットシステムを解説
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工場自動化装置ってどんなものがある?
工場内の自動化を実現する手法にはには様々なものが存在しますが、ここでは主に製造業で使用され、工作機械と連動して動作する「工場自動化装置」について解説していきます。
工作機械と連動して自動化を図る装置の代表とも言えるのが「ワークの自動搬送システム」です。「AGV(無人搬送車)」に協働ロボットを搭載した姿から「ロボット搭載型AGV」とも呼ばれており、ワークを工作機械に取り付ける、加工後に取り外す、次工程へワークを搬送する、といった一連の作業を自動化するというものです。
工場自動化装置はどんなことができる?
ワークを自動で取り付け・取り外しを行う自動搬送システムを活用することで、様々なメリットを得ることができます。
- 省人化による人件費削減、人手不足の解消
- 作業品質の標準化(品質のバラつきが減少)
- 生産性の向上
- 作業者の安全性の確保
ワーク搬送に代表される単純な反復作業はロボットが得意とする分野です。導入もしやすく自動化による効果が見込みやすいため、近年では各メーカーから様々な自動化装置の提案が行われています。
今回取り上げたロボットによるワーク搬送システム以外にも、「AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)を活用した荷物の搬送」「組立作業の自動化」「検査工程の自動化」など、製造現場の課題を解決する「工場自動化装置」は数多く存在しています。生産年齢人口の減少が進む国内製造業にとって、「工場自動化装置」の存在感は今後もますます高まっていくでしょう。
主な工場自動化装置メーカー
現在、工場自動化装置を製造している主なメーカーです。
あ行
オムロン株式会社
か行
さ行
株式会社三明
三和ロボティクス株式会社
株式会社シコウ
た行
な行
は行
株式会社ヘッズ
ま行
株式会社牧野フライス製作所
三菱電機株式会社
株式会社明電舎
や行
ら行
ロボットエンジニアリング株式会社