ロータリーテーブルとは?多面加工や5軸加工で活躍する位置決め装置を解説
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ロータリーテーブルってどんな機器?
「ロータリーテーブル」は、加工物(ワーク)を固定するテーブルに回転軸を持たせることで、様々な方向からの加工が可能になる工作機器です。「円テーブル」「旋回テーブル」「インデックステーブル」とも呼ばれており、主にマシニングセンタで使用されることの多い工作機器です。
ロータリーテーブルはどんなことができる?
通常、マシニングセンタでの加工はワークの上方向から加工を行うため、側面の加工が必要な場合は一度ワークを取り外し、ワークの位置を変えて加工(段取り替え)する必要があります。ワークの形状によっては何度も段取り替えが発生するということもあり得ます。
そのような加工の場合は、「ロータリーテーブル」が非常に有効です。
「ロータリーテーブル」は回転軸を任意の角度に位置決めすることができるため、上面の加工が終わった後、「ロータリーテーブル」でワークの角度を変え、側面の加工を行うといった運用が可能になります。また、イケール状の治具を使うことで、多数個取りの加工にも対応します。
さらに、傾斜軸を持つ「ロータリーテーブル」は「傾斜円テーブル」と呼ばれ、5軸加工機のような高度な位置決め動作が可能になります。
「ロータリーテーブル」は既設のマシニングセンタにも簡単に取り付けられ、機械の生産性を高めてくれる工作機器です。様々なタイプが用意されているので、自社の加工内容にあった最適な「ロータリーテーブル」を選択しましょう。
主なロータリーテーブルメーカー
現在、ロータリーテーブルを製造している主なメーカーです。
あ行
株式会社アビコ技術研究所
か行
ギガ・セレクション
株式会社北川鉄工所
さ行
株式会社三共製作所
志賀機械工業株式会社
た行
津田駒工業株式会社
株式会社トリオエンジニアリング
な行
株式会社日研工作所
は行
ハイウィン株式会社
パスカル株式会社
ま行
松本機械工業株式会社
や行
ユキワ精工株式会社
ら行
わ行
A~Z
detron Machine
HOSEA PRECISION